オランダに生息する女子大生のブログ

日本人女子大生が、自由の国オランダに住んで得た知識・考えたことを綴っていきます。

#1 オランダってどんな国?〜押さえておきたい基本情報編〜

こんにちは!!!
 
オランダのLeiden Universityに数少ない日本人学部生として在籍しているMidoriです。
 
「オランダの大学?なんでやねん!」とイメージがわきにくい方も多いかと思いますが、実際は住み心地が良く景色も美しい、素晴らしい国です。
そこで、今回はオランダについて全然知らないという人も、
風車?チューリップ?マ、マリ◯◯◯?というイメージを持っている人にも、もっとオランダを知りたい!行ってみたい!と思ってもらえるように、ブログを更新していきますので、よろしくお願いします!
 

 概略

・人口: 1720万人
 
・面積: 41528㎢(九州ほど)
 
・民族: ゲルマン系オランダ人 77%, トルコ系2.3%, その他20%
 
・宗教:   キリスト教(カトリック24%, プロテスタント15%)、無所属50%、その他20%
 
・気候:   6月〜8月はカラッと乾燥していて過ごしやすい。9月〜5月は、全体的にどんよりしていて寒い。
(ちなみに下の地図は、ヨーロッパ全体から見たオランダ。ちっさ!!!)
 

f:id:sono_midori310:20180906234919g:plain

 
とこのような区分になっています。
私の住む政治都市ハーグは、ゲルマン系オランダ人以外の民族の割合が上記より多いと感じています。
まぁこれは、ハーグが国際機関が多いことなどもあり国際都市としても有名であるからなのですが….
ハーグについてはまた追々別の記事で。
 
また面白いことに、記事によってはどの宗教も信じない人が60%を超えている(教会には登録しているものの実際にはその宗教を信じていないため)と書かれているものがあるほど、オランダ人の宗教離れが進んでいます。
 
1900年中頃まではキリスト教信者が95%を超えていたと言われており、かつそもそもオランダはカトリックであるスペインの弾圧を嫌い、独立したプロテスタントの国だったのに、この数字。驚きです。
なぜここまでの変化が生まれたのか….調べたところ理由を見つけることはできなかったので、オランダ人の友人たちに訊いてみたいと思います。
 
そして気候についてですが、基本的にどんより&雨。
朝はスカッと晴れていても、昼からざざぶりなんて当たり前。レインコートが欠かせません。
9月上旬でも、20度を切る日が多くひんやり寒いので、長袖のトレーナーは必需品です。
とはいえど、冬は同じ緯度の他の国ほど寒くはないと言われており、雪が降ることはあまりなく、雨ばかりです。笑
 
もしオランダに観光に来るなら、5月〜8月がベストではないのでしょうか。 
 
 

f:id:sono_midori310:20180906234738j:plain

 
 
 
オランダ人ってどんな感じ? 
「背が高い」
身体的特徴といえば真っ先にこれが浮かびます。
男性は183cm, 女性でも171cm(※日本人男性の平均身長)。
オランダに来ると、自分がまるでクレヨンしんちゃんのように
小さくなったかのような気持ちになってしまいます。
(いやそれは言い過ぎか…) 
 

f:id:sono_midori310:20180906234824j:plain

 
性格的な特徴を挙げれば、個人主義だが寛容で優しく、結構真面目(世界的な部類で言えば。日本人と比べてはいけません!笑)といったところではないでしょうか。
 
個人主義と優しさは一見矛盾しているように考えられるかもしれませんが、ここでいう個人主義は、「他人に興味がない」「冷たい」といったことでは全くなく、「最終的な意思決定は個人各々の判断に委ねられる」という考えが人々に浸透していることを表しているのではないのでしょうか。
 
私個人としては、この個人主義的な考え方は、
世界で一番初めにソフトドラックの使用や同性婚や買春、そして安楽死が合法化された自由な風土の中で培わてきた、個人が自分自身に対して持っている責任感から生まれてきたものだと
思っています。(卵が先か鶏が先かという論争はあると思いますが...)
この辺についても詳しいブログ記事を書きたいと考えているので楽しみにしていてください!!w
 
ということで今日はこの辺で。
ではまた。
 
2018年9月7日 オランダ・ハーグのアパートメントから。